免雷という考え方

免雷とは、雷の被害から逃れること

従来は雷の被害は『仕方ないもの』とされてきましたが、
音羽電機工業株式会社は雷の被害は防ぐことができるとの信念のもと、
創業以来雷対策製品の開発を行ってきました。
雷と共生し、雷の被害を防ぐことを目的として、免雷という文言を掲げています。

「免雷」は音羽電機工業(株)の登録商標です。

雷のことを知ろう

実はけっこう身近な雷の被害

雷の被害は年間1000億円〜2000億円に上ります。 ゲリラ雷雨発生回数
  • 野外ライブの入場中、若い女性が落雷のため死亡(2012.8 大阪)
  • 祭りでにぎわう小学校校庭に落雷(2010.9 千葉)
  • ゴルフ場で落雷。3名が負傷(2010.7 北海道)
  • サッカー試合中に落雷。男子高校生が重傷を負う(1996.8 高知)

雷の強大なエネルギー

雷の電圧は、およそ1億Vにものぼり、
家庭の電圧の100万倍(100Wの電球 90億個分、家庭の電気使用量約50日分)に相当します。

落雷地点までの距離(m)のはかり方

=340(m/秒)×光ってから音が聞こえるまでの時間(秒)
例えば、雷が光ったあと10秒後にゴロゴロと音が聞こえら、距離にして、3400m離れていることになります。
3秒と経たないうちに音が聞こえた場合、約1km以内のところに落ちていることがわかります。
音が聞こえるのは、通常10kmぐらいまでです。
光っていても音が聞こえない場合の距離は約40〜50kmです。

雷が発生するしくみ

  1. 地表の湿った空気が暖められて上昇気流となり、
    上空で冷やされ水蒸気になり雲ができます。
  2. 水蒸気はさらに上昇し、小さな氷の粒になります。
    氷の粒は重いので下降し、上昇してくる氷の粒と
    ぶつかりあって、電気が発生します。
  3. 雲の上部にはプラスの電気、下部にはマイナスの
    電気が集まります。それに対し、
    地表にはプラスの電気が集まります。
  4. 雲の中の電気量が一定以上になると、
    プラスの電気とマイナスの電気が結合しようとし、
    雲と雲の間や地表の間で放電するのが、雷です。

雷から身を守るために、覚えておきたい3つの知識

あれば安心?「避雷針」の役割とは?

避雷針があっても避難行動の正しい知識は必要です

屋上などに取り付けられた避雷針は、雷を引き寄せ、落ちた雷を地面に逃がすことで建物を保護しています。避雷針の保護範囲に入ればきわめて被害は生じにくくなりますが、かならずしも人命を守りきるものではありません。落雷から身を守る正しい避難行動が必要です。

どこが安全? 雷が落ちやすいところとは?

高い木には近寄らない

高い木には近寄らない

雷は基本的に高いところに落ちやすい性質があります。
雷ミハリ番が注意、警戒を発信したら
(または雷鳴・稲光など落雷の兆候があったら)、
決して木の下には入らないでください。

木の周りからは速やかに離れ(4m程度以上)、
できるだけ早く建物内や自動車に避難してください。

軒先の雨宿りは危険

軒先の雨宿りは危険

建物に落雷した場合、軒先は電気の通路になりやすく、
大変危険です。
雷の電気は物体の表に流れやすい性質があり、
屋根などに落雷した場合には、
電気が壁に向かって流れようとするため、
軒下にいると電気が体へと飛んでくる可能性があります。

雷は、ビルの屋上、山の頂上、周囲に高いものがないグラウンドなど、
高い所に落ちやすい性質があります

周囲に何もないゴルフ場でゴルフクラブを振り上げたり、海で釣りざおを持つことは、
自分自身が避雷針となり、雷を導いてしまうため、大変危険です。

避難確認!! どこに逃げればいい?

室内に避難する(ただし、テントや仮小屋は危険)周囲に建物がない場合は、車中へ

室内に避難する(ただし、テントや仮小屋は危険)周囲に建物がない場合は、車中へ

鉄筋コンクリートの建物や木造建築物の中は安全です。
建物内ですべての電気機器、天井、壁などから1m以上離れた
部屋の中央部に避難しましょう。建物に直接または近くに
落雷があった場合、建物の内部に雷の電気が電源線、
電話線、また水道管などの金属物を伝わって侵入し、
近くの人に放電することがあります。

自動車、列車、金属製船舶の中など金属で囲まれた
乗り物の内部は安全です。雷の電気が表面の金属を伝って
大地に流れていくため、窓を閉め、金属部には触れないように
しましょう。近くに建物などがない広場では、
窪(凹)地で姿勢を低くして待機しましょう。